折り畳み携帯電話のバッテリー改造
2016/04/05
ガラケーのバッテリーの持ちが何もしてないのに1日しかもたないので機種変更をしようか考えましたが、ちょうど壊れたDSがあったためバッテリーだけ取り出し取り付けてみました。
※バッテリーは仕様外のことをすると燃える可能性があるのでマネしないでください。
[必要なもの]
・バッテリー 3.7V (電流は持たせたい時間の適当なもの。T端子なし。)
・ジャンパー線
・チップ抵抗
改造に必要なことは下記の2点です。
①+と-にバッテリーをつなげる。
②Tと-端子に抵抗をつなげる。
携帯電話の付属のバッテリーには+と-以外にTというものがありますが、これは温度を監視するための信号になります。
急速充電などする場合、電池に大量に電流が流れるため発熱してしまいます。電池の温度が上がると寿命を縮めてしまうため温度が上がるとTの抵抗値が増加または減少して充電する電流を減らして温度を上げないようにする仕組みです。
今回改造に使うニンテンドーDSのバッテリーには温度監視の端子がないため、T端子用をチップ抵抗でごまかしてあげる必要があります。Tの温度監視の信号は「T」と「-」の端子の抵抗値で決まりますので、もとからついていたバッテリーにテスターを当てて現行の値と少し素手で温めた値を見てどうするか決めます。今回は充電時間より寿命を優先したため、素手で温めた値(100kΩ)にしました。
抵抗値を決めたらTと-にチップ抵抗ではんだ付けし、バッテリーの+と-をジャンパー線で接続して完成です。
ちなみにTと-の抵抗がないと充電時LEDは光りますが、充電されませんので抵抗は必ず取り付けましょう。

以上