カプチーノについて
スズキは1991年にロータス・エランを目指した軽スポーツカーで「カプチーノ EA11R」を発表。
スズキ軽自動車エンジン(DOHCターボ)はこのとき3気筒タイプのF6Aと4気筒タイプのF6Bが存在しましたが、立ち上がりで有利なトルクフル3気筒を採用。重量を抑えるためにボンネット、屋根周り、Fタイヤの後ろにある下側のフェンダーがアルミ製になっている。また前後ともに軽自動車初のダブルウィッシュボーン・サスを採用。フロント・ミッドシップFRで2名乗車時に51:49の前後重量配分を実現。
1995年にK6A型オールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載したEA21Rを発表。
馬力変更はないが、トルクがF6A型より1.8kg-m向上し、発生回転数が500rpm下回り扱いやすくなった。
また、EA21Rからは3速ATも発売。
1998年の軽自動車規格改正により衝突安全基準の強化を受け、カプチーノの販売が余儀なくされた。7年間での合計生産台数は2万8010台。
2014年に新型カプチーノを発表予定の噂が流れるが実際はなさそう…
参考文献
・小関和夫(2007) 『スズキストーリー -小さなクルマの大きな野望-』 三樹書房
・ネットなど
■カプチーノ長所
・小さくて軽いので燃費がそこそこ良い。(燃費重視走行で17Km/L)
・F6Aエンジンはノーマルでもそこそこ速い。(ノーマルF6Aエンジンは3000kmでエンジンオイル(部分合成以上)を交換し、きちんと暖気運転をすればタービン、エンジンブローしにくいエンジンだと思います)
・軽い上に前後ディスクブレーキなのでよく止まる。
・社外パーツが結構豊富。
・FFからカプチーノに乗り換えるとすごいオーバーステアなことがわかる。乗っていてめっちゃ楽しい。
■カプチーノ短所
・純正タイヤが165/65/R14とかあまり店頭に置かれていない上に種類が少なすぎるタイヤなので結構困る。しかし175/60/R14でも良いのであればそれなりに選択肢が増ます。
・ガソリンメーターが半分ぐらいでコーナーの最中ガソリンの偏りによってガソリン供給ができなくなりノッキング状態になる。(ゆえにドリフトには不向き。EA11Rだけなのかは不明。対策キットは見たことないが、ガソリンタンク内にあるフューエル部分をガソリン耐ゴムで囲えば対策が可能。)
・ほぼトランクに荷物が載らない。パンクしてスペアタイヤを使用しても、パンクしたタイヤを載せるには助手席しかありません。
・リアブレーキのケーブルによる固着が原因で引きずりを起こしやすいらしい。
リンク集
■カプチーノ関連リンク集
cappuccino wiki :カプチーノについてまとめられているwikiサイト。