カプチの溶接デフロック

カプチーノは数少ない軽の後輪駆動車。
せっかくだからドリドリしてみたい…
けどLSDは8万(中古でも5万)もするし、2wayのLSDにしたらカプチ通勤にも使用しているからオイル交換 をすぐにやらなければならない…(3000kmなんて2ヶ月で達成してしまうのでオイル交換がめんどくさい)
で、出た結論は「溶接デフロック!」

※ちなみにデフロック真似しようとしている人がいたらやめておいたほうがいいです。いくら車体の軽いカプチーノとはいえ、ロック率100%のデフロックでは全体的に部品磨耗が激しいです。さらに下手したらデフ玉が破壊されてしまいます。というか破壊した(T_T)
また機会があればデフ玉がどうなったか更新したいと思います。

 

早速ヤフオクで予備のデフをゲットすることに。なんとか3ヶ月かかってノーマルデフを12000円でゲット!

きれいなデフでラッキーと思っていたが、なんと!?
デフマウントが切れそう…スズスポを買うのもいいけど、GW中にやりたいから待ってられないし…
ということで、ごまかしと強化を兼ねてシリコーンを注入!(注入後は2日ほど放置)

デフマウントはこんなもんでおいといて早速デフの溶接作業に取り掛かります。
まず、オイルとドライブシャフトとつながる部分を取り外します。ドライブシャフト がつながる部分はバールのようなものや長めのマイナスドライバーでテコの原理でやれば 簡単に外れます。

つぎに外フタ的なものをはずすと、中はこんな風になってます。

溶接箇所は赤矢印の4点の表裏で計8点します。直接デフ球を溶接しても良いのですが、よく溶接はがれがあるとのことなので、 ネジを間に挟んで溶接するのがメジャーみたいです。あと、ファイナルギア(青丸部分)は本当はネジをはずして取って作業 したほうが良いのですが、はずすとバックラッシュ調整などが必要になるかもしれないので、タオルなどで溶接棒が接触しないように 隠します。タオルは燃えるので気をつけてやりましょう。あとアーク溶接だと確実にスパッタがでるので、磁石などでとればOK。

試乗してみたところ、見事にデフがロックされるのを確認できました。
しかしスピードがでるとうねりのような異音(ゴォーゴーみたいな)ものがでる問題が発生。 このとき同時に、リアブレーキのみ交換しているため、問題がブレーキなのか、デフなのかわからないという 最悪の結果に…さらに最高速は落ち、普通に運転していてもタイヤの減りが早くなりました。
とりあえず、原因として

①デフマウントの強化が良くなかった

②デフのベアリングが最初から良くなかった

③タイヤのアライメントがひどすぎて引きずるような音になっている

④デフオイルの量が約1L入っているせい…(カプチのデフオイル規定値:0.8L)


よくわからないけど、とりあえずロックしているので良しとしよう!ちなみに車体が軽いので別に苦にならず普通に運転できます。ドリフト車みたいで楽しいですが、他のところの負荷を考えるとデフロックは最低な改造だと思うのでやめときましょう。