TA-HN22S(kei Bターボ)エンジンオイル漏れの修理

オイル漏れの修理

購入して1年半ぐらいでオイルエレメント付近からオイルが漏れていました。最初はオイルエレメントの締め付けが悪いのかと思いましたが、調べてみるとオイルクーラーガスケットの劣化による漏れみたいなので交換することにしました。
ここはエンジンオイルをすべて抜かなくてもエレメントを外した際に抜けた分だけオイル追加するということもできますが、せっかくなのでエンジンオイル抜くついでにシリンダヘッドガスケットとPCVバルブシールの交換を行うことにしました。

交換方法はちょうど良い参考サイトがあったので、マネさせていただきました。
TA-HN22SはK6Aターボエンジン4型~のため以外と簡単に交換できそうです。




●オイルクーラーガスケットの交換

①オイルエレメントを外します。このときオイルが漏れるので下に受け皿を用意する。
(オイルエレメントレンチはΦ65/67を使用)

②オイルが抜けたらオイルエレメントのネジ部をディープソケット24mmでオイルクーラーを外す。
(このとクーラントのホースは外さない。)

③オイルクーラー(エンジン側)からオレンジ色のガスケットをガスケットを外し取り換える。このとき隙間にキチンと入るように気を付け、取り付け後ガスケットの丸まっているところにエンジンオイルを塗布する。

④オイルクーラーを同じ向きに取り付けネジを取り付ける。
【締め付けトルク】22.0N・m(2.24338kgf・m)

⑤オイルエレメントを取り付ける。取り付けは手締めでエレメントのゴム(ここにもエンジンオイル塗布する)がくっついてから3/4回転させる。



●シリンダヘッドガスケットとPCVバルブシールの交換



①インタークーラー(1か所ネジ)を取り外す。そのほかホースやネジ等を取り外す。



②プラグのカバーを取り外し、イグニッションコイルを外す。PCVバルブとエア側のホースを取り外す。

③6か所のねじを外し、シリンダヘッドカバーを取り外す。 





④ガスケットを取り外し液体ガスケット部をきれいにする。ガスケットをシリンダーヘッド側の窪みに合わせて取り付け、ガスケットのシリンダー側に液体ガスケットを薄く塗る。
(※ガスケットを交換する前に、PCVバルブシールを交換するのをおすすめします)



⑤シリンダヘッドを頑張って取り付ける。カムシャフト部分が最初わからないと思うので、液体ガスケットを取り付ける前に一度取り付ける練習をした方がよいと思います。 

⑥シリンダヘッドがうまく取り付けられたらネジ6本を軽く締めていき、最後に対角上にトルクレンチで絞めていく。
【締め付けトルク】10N・m(100kg・cm)

⑦取り外した手順と逆の手順で組み立てていく。



PCVバルブシールはシリンダヘッドガスケット一緒に交換した方が良いです。なんならPCVバルブとホースも交換した方がよいです。(私はPCVバルブを取り外すときにPCVバルブを壊してしまいました。またPCVバルブシールはシリンダヘッドがついたままだとめちゃくちゃ取りにくいです。正月に作業したので、どこにも売っておらずAmazonで仕方なく2倍の価格で購入しました…)

交換時期:走行距離 93212km


型番 費用 備考
EA604AJ-2 \583 オイルフィルターレンチ Φ65/67
SZO-10N-A \323 オイルエレメント モノタロウブランド
16621-83G00 \292 オイルクーラーガスケット
SK11のやつ \900 ディープソケット 24mm
謎のエンジンオイル3L \1,500 エンジンオイル10-30W
11198-58B00 \194 PCVバルブシール
11189-67H12 \1,782 シリンダヘッドガスケット
18118-78G50 \2,537 PCVバルブ
合計 \8,111  



<参考>
keiworks オイルクーラーガスケット交換 : http://motor.geocities.jp/yt_keiworks5/CoolerGasket.html