1.PICマイコンでお勉強

2012/03/20

なんやかんやで大学を卒業してハードエンジニア4年目を迎えようとしていますが、大学時代にLED光らす程度の プログラムしか組んだことなく、今の大不況の中ハードしかできないエンジニアなんて飛べない鳥ぐらい必要のない人材ではないかとビクビクしてます。さらに組み込みネットワーク機器関係の会社なのに、TCP/IPについて詳しく答えることができない致命傷をもっており、そろそろボロがでそうなのでまじめに勉強しようと思う。


私の会社では主にマイコンではなくARMが組み込まれているSoC(system on a chip)というものを扱っていますが、 正直ここまで高速な組み込み機器を一から個人レベルでやろうものなら、部品は高いわ、基板をおこす必要はあるわ、 そこそこ検証しないとソフトの不具合なのかハードの不具合なのかわからないといった金がかかるだけでなく超めんど くさい代物です。評価ボードを買って勉強しても良いのですが、評価ボードって本当にソフトのお勉強用なイメージでものづくり している実感がないと思う。そこで誰でも簡単に扱えるワンチップマイコンにすることにしました。

 

ワンチップマイコンは何にする?

マイコンと呼ばれるものにはH8マイコン、SHマイコン、PICマイコン、AVRやZ80?といったものが あげられますが、TCP/IPを勉強するのに適した本がちょうどPICマイコンだったので、PICマイコン にすることにしました。ライターも必要なので、PIC kit3というデバッカ付きのライターを購入。 マイコンは参考書で使用しているPIC18F67J60というQFPタイプのマイコンを使用することにしました。

本の内容を見る限りインターネットラジオやWebサーバーなどマイコンレベルにしては 十分すぎることができそうです。とりあえず目標はインターネットラジオの作成でいきたいと思います。

主な購入品
部品名
型番
数量
価格(円)
Note.
PICで楽しむネットワーク
-
1
\2880+tax

PICマイコン
PIC18F67J60
1
\860
PIC18Fファミリー
変換基板
-
1
\300

PICライター
PIC kit3
1
\4000
-

 

やるにあたって必要なこと

作業を始める前に、必要なものを集めましょう。
1.ハンダコテとハンダ
2.抵抗とコンデンサ(このレベルを扱うのであればチップ品(表面実装タイプ)のものを使用したほうが良いでしょう)
3.ジャンパー線とその他部品
4.やる気(これが一番大切だと思う)

人間やる気が大事!早速次のページから作成にいきたいと思います。

 

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